記念講演「パレスチナとイスラエル」サム・ハッサンさん

2025年

2025年5月26日(月)(鹿児島生協コープ玉竜店2階)で
2025年度 第9回 「かごしま上町9条の会」総会が開かれました。
総会後の記念講演でサム・ハッサンさん(鹿児島イスラム文化センター広報)が、お話しくださいました。
以下、サムさんの講演内容を文字おこししたものです。

「パレスチナとイスラエル」

エジプトと日本の真ん中のサム・ハッサンと申します。1965年、昭和40年エジプト生まれ。自分の人生半分がエジプトで、大学の専門は英語学です。1998年に日本に来て、ずっと鹿児島に住んでいます。

鹿児島の天文館の近く、大黒町というところで英語学校を経営しています。これは仕事です。ボランティアで、鴨池の真砂にある鹿児島イスラム文化センターの広報担当をやっております。

イスラム諸国は579ヵ国なので、国連の半分と思ってください。

今日は貴重な時間をお忙しい中、お越しいただき、ありがとうございます。
みなさんご存知通り、1年9カ月間、ガサとパレスチナへのイスラエルの攻撃が続いています。だからこのことについて、ちょっとみんなでお話し合いしましょう。

私から話をしてからみんなの質問とアドバイスとかあったら、ぜひ聞かせていただきたいと思います。時間の許す限りお話しします。

まず、6000年前の話になるんですけど、分かりやすい映像で見ていただきます。
(以下、映像のナレーションを文字おこししたもの。)

パレスチナ問題の全貌を知るために、1948年に勃発した第一次中東戦争の、さらに50年前にあった出来事をさかのぼってみましょう。パレスチナはアジア、アフリカおよびヨーロッパを結ぶ位置にあり、地理的に優れたところです。

今から6000年前、エブス人というカナン人部族の1つがエルサレムに定住しました。エルサレムは当時エブスと呼ばれていました。その後はエブス人以外のカナン人部族が現在のパレスチナ北部に定住し、パレスチナ北部はカナンの地と呼ばれました。

今ほとんどのパレスチナ人は、これらのカナン部族の子孫です。その後はエーゲ海からペリシテ人という人たちがやってきました。ペリシテ人は原住民とともに定住し、カナンの地はやがてペリシテ人に由来するパレスチナと呼ばれるようになりました。

時が経つにつれ、多くの国々がパレスチナに住み、統治していきました。パレスチナを千百年間統治した最後の統治国家は、イスラム国家でした。何世紀にもわたってイスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒は、パレスチナで平和に共存してきました。

当時、パレスチナはオスマン帝国の支配下でした。しかし、19世紀末、ユダヤ人国家建設を夢見ていた、シオニストと呼ばれる人たちの計画が浮上しました。そうしてパレスチナの悲劇が始まりました。当時、パレスチナの人口は約46万人でした。

ユダヤ人は人口の3%を占めていました。ヨーロッパのナショナリズム国民主義運動が広まるにつれて、ユダヤ人は多くの迫害を受けるようになりました。そこでユダヤ人は組織化を図り、ヨーロッパからの移住を考えました。

しかし、どこに行けばいいのか。ユダヤ系ジャーナリスト、テオドールヘルチェルは、この質問に対する案を著書で述べました。パレスチナやアルゼンチン、アフリカなど、ユダヤ人国家にできる場所を複数提案しました。

いくつものユダヤ人会議の結果、国家建設はパレスチナで行われることが決定しました。イギリスとアメリカにいた有力なユダヤ人たちは、自国政府にこれを支援するよう圧力をかけました。そうして、ユダヤ人のパレスチナ移住が始まりました。

東ヨーロッパとロシアからユダヤ人2万5000人が移住しました。ここでユダヤ人の人口は5%に増加。パレスチナに移住したユダヤ人が、いかにシオニスト思想に満ちていたかが明らかになります。そして、それがいかにパレスチナ人の悲劇の根本的な原因であったか、ユダヤ系移民が増加するたび、パレスチナ原住民の政権と土地所有権に関わる問題が多発しました。

1891年、エルサレムの著名人たちは、オスマン帝国政権に対し、ロシア系ユダヤ人の移民と土地所有を止めるよう訴えました。しかし、ユダヤ人の移住は止まりませんでした。パレスチナにはさらに4万人のユダヤ人が移住し、ユダヤ人は人口の8%となりました。

第一次世界大戦が終わり、オスマン帝国の崩壊後、トルコ、シリア、レバノン、パレスチナ、エジプトなどを含むレバント地域を、イギリスとフランスはサイクルピコ協定に基づいて分割しました。その後、サンレモン会議によってイギリスはパレスチナを占領し、アルファ宣言の実現を約束しました。

アルファ宣言とは、1917年、イギリスはユダヤ人にパレスチナでの国家建設移住や土地所有面での全面的な支援を約束しました。この宣言はアメリカからも支持されました。そうしてユダヤ系移民の第3波が起こり、ユダヤ人の人口は12%に上昇しましたが、ユダヤ人の土地所有権は鮮度の3%のみでした。

大量の移民流入によりパレスチナ人口が大幅に変動し、パレスチナ人とユダヤ人の間にあらゆる問題が発生しました。バルフォア宣言を非難するために、パレスチナ人による7つの主要な会議が開催されました。そして、第一次インティファンドが蜂起し、ジャッファードが勃発しました。

ダブルスでの会議では、シオニストとのボイコットが呼びかけられました。イスラム最高評議会は、アミンアルフセイニの指導のもとに設立されました。一方で、シオニスト軍事組織としてはが名が設立されました。芳賀名は秘密組織でかつ非合法だったにもかかわらず、イギリスは直接的にも間接的にも芳賀名を支援しつつ、自宅に武器を所持するパレスチナ人は皆対応していました。

ポーランド、ロシア、ドイツなどからさらなる移民の波が押し寄せ、ユダヤ人の人口は17%に増加しました。そこで、エルサレム内のアルアクサモスクにあるアルバロックウォールの周辺に抵抗運動が起きました。多くのパレスチナ人の参加により、1933年にはエルサレムで大規模な抵抗運動が勃発しました。

2年後、指導者イズティーンアルカスタムは、イギリス軍との戦闘で友人らとともに亡くなりました。これで25万人という、新たなユダヤ系移民の波がパレスチナにやってきました。ここでユダヤ人の人口は30%に増加しました。

パレスチナ大革命パレスチナ全土には、イギリス人とユダヤ人の暴力に対する抵抗として、大規模な革命が起きました。6ヶ月のストライキから始まったこの大革命は、これまでの抵抗活動よりも大きかったです。抵抗活動が進む中、イギリスはビール委員会というものを設立しました。

そして、パレスチナをユダヤ国家とアラブ国家に分割し、エルサレムはイギリスが引き続き、委任統治下にとどめる案を進めました。これはつまり、提案にあるユダヤ国家の土地に住んでいるパレスチナ人を、数十万単位で別の土地に移すことを意味しました。

当時、ユダヤ人は、パレスチナの土地の5.5%しか所有していなかったが、この提案はユダヤ人にパレスチナの33%もの土地を渡すことになる。パレスチナ人はこれらの提案を拒否したため、実行されませんでした。抵抗運動の圧力があり、イギリスはアクドナルド白書と呼ばれるものを発行しました。

これから5年間、ユダヤ人移民の数を制限し、10年以内にはパレスチナ人に独立をさせるという内容でした。シオニストはこの白書を拒否しました。そしてバカなイル群スタンなどのシオニストテロ組織は、大変残酷な虐殺事件を次々と起こしていきます。

標的はパレスチナ人だけではなく、イギリス人もでした。イギリスをパレスチナから撤退させ、ユダヤ国家建設をさせることが目的でした。イギリス当局らが会合していたキングデイビッドホテルの爆破事件。これは非常に残酷だったテロ事件の1つとして挙げられます。

パ。パレスチナ分割決議1947年、イギリスはパレスチナからの撤退を決定し、国連に勧告を求めました。そこで国連によりパレスチナ分割決議が提案されました。提案内容は、パレスチナをアラブ国家と偉大国家の2つに分割し、エルサレムは国際管轄下に置くことでした。

アメリカとソ連はこれを支持しました。当時、ユダヤ人はパレスチナの6.5%を所有していました。一方で、この決議は、ユダヤ人に土地の56%を与えることを意味していました。パレスチナ人とアラブ人はこれを拒否し、実行されませんでした。

そして予想通りパレスチナでの戦争が勃発しました。テロシオニズム組織鋼は、17歳から25歳のすべてのユダヤ人を対象に、陸軍への徴兵を呼びかけました。一方、アラブ諸国連盟はアラブ解放軍というものを創設しました。

また、新たなユダヤ系移民の到来で、ユダヤ人の人口が31.5%までに増加しました。当時、ユダヤ人はパレスチナのわずか9%を所有していました。この図はユダヤ人の土地所有権を示しています。第一次中東戦争1948年、イギリスはパレスチナから撤退し、アラブ人とシオニストの間に戦争が勃発しました。

この戦争でシオニストは、さらに多くの土地を占領することになりました。彼らはパレスチナの78%を占領し、そこでイスラエル国家を建設しました。アメリカはこの国家を直ちに承認しました。翌年、イスラエルは正式に国家として国連に加盟し、国際的に認められました。

そしてこの第一次中東戦争により、エルサレムは2つに分割されました。西部はユダヤ人に占領され、東部はヨルダンの統治下に置かれます。しかし、1967年にはシオニストはエルサレム東部を占領しました。戦前9%の土地を所有していたシオニストは、戦後は新たに69%もの土地を占領し、パレスチナ人を襲い虐殺を行いました。

これがのちに1948年の半ば、つまり大惨事と呼ばれるようになります。パレスチナ問題全容をまとめてみます。始まりはシオニスト思想、つまりパレスチナはユダヤ人のみのものだと主張する、ユダヤ系イミニの到来にありました。

シオニスト思想は、原住民であるパレスチナ人の人権を一切無視し、すべての手段を用いてでも独自の国家を確立させるというものでした。大植民地諸国も、中東における戦略目標の都合に合ったこの占領計画を支援しました。

これらすべてがパレスチナ問題と、パレスチナ人の窮状を生み出すことにつながりました。

いかがでしたでしょうか。
とりあえず長い歴史をまとめるとパレスチナはアラブ諸国と同じで、パラチナという国はベラルーシャン、アラビア語でプライシンというのは、オスマン帝国の土地でした。

エジプトとかサウジとか、大きな国があったんだけど、ブラジルシンというのは、パレスチナとシリア、レバノンとジョーダンは、1つの国でアラビア語でブラデシャンという土地だった。オスマン帝国が崩れた時点でイギリスとフランス、あのサイクスピックという会議で、勝手にアラブ諸国を分けてたんです。

それから問題が始まったんです。イギリス人は勝手に、自分たちの土地ではない、占領してる土地をユダヤ人に約束したんです。ユダヤ人にあげるという「バルファア宣言」というもの。それはとってもとても残念なことですけど、なぜならですね、そこにパレスチナ人は住んでるわけです。

なんでこういうふうに、イギリスやフランス、アメリカ、ヨーロッパでは、ユダヤ人にその土地をあげようとしたというのはですね、みんなご存知の通り長い、長い間ヨーロッパでユダヤ人に関するというアンティセミティアンティスティックが、続いてたんです。長い間でユダヤ人は、ヨーロッパの多くの国から追い出されたわけです。

イギリスから追い出されて、フランスから追い出されて、ドイツのボロコーストまでされたんです。

1945年、戦争が終わったところで、ユダヤ人にヨーロッパからユダヤの問題というか、もうヨーロッパから解決する方法はやっぱりユダヤ人に、ヨーロッパから追い出すことという解決法だったんです。

そしたらユダヤ人はホロコーストの犠牲者だったから、ちょっとユダヤ人に土地をあげたら、これでユダヤの問題は終わるんじゃないの?という。だからヨーロッパのある医師とシェルネスの時、シオニストという、ユダヤ人の中の活動的な人たちと意見が一致したんです。

だから、その人たちは、パレスチナに入って、パラスチナの土地を奪ったんですね。それはまさに占領です。占領というのは人のものを取ることです。だからパレスチナは植民地されてるんです。

イスラエルは、戦争するたびにアラブの土地を取っていくんです。1947年建設してから、多くのパレスチナ難民を生み出してきたんです。

←緑色のパレスチナが年代ごとに狭くなっていく様子。

750万人。自分の土地を奪われたパレスチナ人、あの人たちはどこに行ったと思いますか?あの750万人はガザ地区に追い出されたんです。強制移住をさせられたんです。。

イスラエルに1948年に戦争があって、次は1956年、イスラエル、フランス、イギリスエジプトに攻撃してシナイ半島まで取られたんですよ。

許さなくてもう撤退されたわけですよ。また、1967年またイスラエルから、エジプトシリア、ジョーダン一斉に攻撃して空爆したんですよ。1967年それは6日でシナイ半島全部、そしたらシリアのゴーラン高原全部取られて、エルサレムまで取られたんです。

6日間でなんでこんな力を持っているかというのは、アメリカとヨーロッパの支援があるんですよ。またアラブの国は、その時はイスラエルに対して立ち上がれなかったです。一方的ボロ負けでした。1967年、私2歳でした。

それから1967年から1973年まで、エジプトとイスラエルの戦争が続いてたんです。その時はイスラエルはアメリカ産の飛行機でカイロエジプトを首都空爆しました。私はその時は8歳で、イスラエルの空爆を覚えています。

ガザの子供たちと同じ気持ちになってたんです。とっても怖かったです。とっても残酷なことです。国民の家、学校、工場、無差別攻撃されたんです。その時は、エジプトは対抗できなくて、1973年のサダト大統領の時にエジプト軍は回復し、エジプトは初めてシリアと協力をして一斉に攻撃して、その時はほんの少しスエズ運河を渡って、シナイ半島に初めて入ったんです。そして、エジプトに少し取り戻しました。その後、サダト大統領はイスラエルの総理大臣とアメリカのカーター大統領と平和交渉を合意して、エジプト、イスラエルは1978年以来、戦争はやっておりません。

ただこれは、決してエジプトの国民とイスラエルの国民とが平和になっているわけないんです。なぜなら私たち多くの犠牲者、多くの被害はイスラエルにされているので、国民としてはまだ許されてない気持ちは大きいです。

そしたらですね、イスラエルは国際法を違反して入植してるんですよ。パレスチナ人を定期的に強制移住させて、土地を取って家まで取るんです。

奪った家には、海外から入植者を呼んで、パレスチナ人の家を譲ります。勝手にこれをずっと続けているんです。そしたらパレスチナ人はどんな生活している?

イスラエルの中で、まさに一番例えるなら、南アフリカのアパルトヘイトをご存知ですね?

イスラエルの中でパレスチナ人はアフリカのアパルトヘイト国民と同じ扱いをされてるんですよ。とにかくイスラエル人と同じ仕事、同じ人権はありえないことです。裁判なしで子どもを簡単に逮捕して、子供の軍の裁判の前に成人の刑務所に入れるんです。

子供だけじゃなくて、イスラムの女性はとってもとっても敏感です。私たちとても守らないといけない存在なのに、一番悔しいのは、女性たちはイスラエル軍に対応したり、暴力されるということは、すごく悲しい毎日の話です。

あと、第1番に大事なモスクはメッカにある。2番はマディーナサウジのマディーナ、3番目のモスクはアルアクサンマスジというアルサディーのあるモスクなですね。アラブ諸国だけではなくて、世界中にとって三つはとてもとても大事なモスクなんです。

それは定期的にイスラエル入植者とイスラエル政府、イスラエル軍は勝手に入ったり、爆弾で燃やしたりするんですよ。嫌がらせによくされるんです。そしたらあのリポーター・アルジャジーリポーターとかですね。

その状況をよく取材するリポーターを殺すんですよ。それはですね、無差別で、例えばあのアルジャジーラの有名なアナウンサー・シリーバーグは、彼女はイスラム教ではなくて、キリスト教の方、それはイスラエルスナイバーに生放送の間に殺されてるんですよ。

これがこの残酷なことだけじゃなくて、彼女は殺されてから、彼女の組織にイスラエル軍が入って潰したわけです。だからすごく悲しい話ですけどね。死んでからでも拘禁されるんですよ。だから先ほど、イスラム教とユダヤ教の紛争とみんな勘違いしてるんだけど、シオニストの人は、イスラム教だけじゃなくて、キリスト教の人たちにも一方的に暴力してるんです。

ガザは本当刑務所みたいにされていて、エジプトから国境があって入れない。ジョーダンからも入れない。そしたら、ガザの人たちはどこへも行けない状態だった。これは長い間続いています。

あの17年間、続いてたんですよ。この映像もガザの人たち、ちょっとアニメで表せる映像ですけど、悲しくなる映像ですよ。(ここで数分の映像流れる)「アニメで伝える紛争の現実」
だから行くところなくて仕事がなくて本当に絶望状態のガザの人たちです。

そしたらですね、世界は本当に日本も含めてですね、この状態は長年ですが、世界は無関心です。誰もガザのことやパレスチナのことは話さないんです。10月7日まではガザの話、メディアにあんまり出てこなかったですね。

ただし、ウクライナの戦争があった時は、ああ、ひどいね、かわいそうだね、残酷だねということでただね、これはまさに世界から英語でダブルスタンダード。人間はですね、ガザでもウクライナでも同じ人間です。だからウクライナはかわいそうと思ったら、やっぱり長年パレスチナ人はどうですかね。

もっともっとかわいそうじゃないですか。ただ世界ですね。やっぱり人間はですね、国によって考え方とか価値は違いますから、それは残念なことみたいです。イスラエルは15年間、ただ10月7日しかわからないんですけど、15年間、ガザを攻撃して続けたんです。

とりあえず2008年、2012年、2014年、2021年の一方的イスラエルから、ガザに入って大量破壊して、人を殺してるんですよ。もちろん今の虐殺のレベルではないけど、かなり被害があるんです。

これもあんまりメディアにあんまり表してないです。あんまり提示されていないんですよ。英語でモーニングの芝を定期的に切るんですよ。これはイスラエルの方言モーウィンザの芝をちょっと長くしたら、危ないと思ったら芝を切ります。ハマスの力が大きくなりそうだとイスラエルは攻撃して、その力を削ぐ。イスラエルのその芝を刈るための小規模な戦争がこれまでの戦争でした。

だから定期的にガザ攻撃してきてたんですよ。この被害は今の被害ではないんですよ。先ほどの話、だいたい同じ被害です。ただ、あのそんなにたくさん犠牲者は出なかった。そうしたらですね、ガザの人たちは出生率が50倍位で、仕事がない、なかなかガザ地区から出られない。

本当、絶望、そしたら世界はガザの人たちを知らないから、どうしたらいいのと。絶望のあげくはですね、爆発、当然その爆発現れたんですね。2023年10月7日です。10月7日みんなご存知通りハマスはパレスチナの抵抗運動のグループです。

そのハマスはガザを経営してたんですよ。政府として選挙に勝ったので、だからハマスは、イスラエルの入植地とイスラエル軍の10月7日を攻撃したんです。みんなもちろんメディアで十分、知っていると思うんですけど、ただ、この世界を誰が正しい、正しくない、と決めるのは国際法ですよね。

国際法のもとについては、植民されている国は、対抗運動をしても大丈夫です。これは国際法の事実である。例えば、フランスは戦争の時はドイツに植民された時は、フランス人は大軍を脅しましたね。同じく、ベトナム人とかアイルランドね。アイラン人は、長年、イギリスに関するに関する対抗運動も行っていました。ネルソン・マンデラさんをテロ組織と思ってますか?ネルソンさんは、南アフリカの大統領ですよね。

彼は長年、南アフリカのアパルトヘイトの対抗運動をしていた。だから、ハマスもパレススチナ人の対抗運動しているグループ。これは国際法に認められている運動をしても大丈夫ですよ。

先ほどガンジーやネルソン・マンデラ、チェ ゲバ今あの人たち見るとわあすごいね!まさに模範の人。うちの子供もあの人みたいになってほしいなあと憧れるんですよね。みんなヒーロー。ただ、彼らは若い時は抵抗運動をして刑務所も入ってたわけです。

それですよ。だからもしかして今ハマスの人たちの抵抗運動と、10年後は今していることは素晴らしいなと言っているかもしれない・・・。

じゃあ、それて何をしたかというとですね。ガザというこの狭い土地に1年9カ月の間、広島と長崎の6倍の、爆弾を落としているんですよ。

その爆弾はアメリカの支援があるんです。ほとんどの爆弾は、アメリカから無限にもらっています。ガザは狭くて逃げることがありません。

例えば、シェルターとか、学校とか 植物の中に入るとかないんですよ。砂漠だから家ごと破壊されるんです。だから広島の6倍ぐらいの、攻撃されているとこの狭い土地、もう多くの犠牲者もすごく今あの毎日数変わるんですけど、申し上げますけど、写真もあんまり残酷な写真ので、あのあんまり見せたくないんですけど、もちろんあのメディアでもとってもとっても気の毒な写真ばっかりです。

イスラエル軍は、最初は病院とかは攻撃しない、と言っていたんだけど、今はガザすべての病院を破壊しているんです、わざと。いや、子供は殺さないと。でも、子どもはスナイパーで頭と胸を打つんですよ。

だからテロというのは、いろんな意味があるんですよ。

ただ、共通点は、罪のない民族、罪のない国民を無差別攻撃することです。しかし、イスラエルという国はそうは思っていません。イスラエルはただの最初建設された時から、今までテロ組織にすぎないと思っています。定期的に虐殺を繰り返し、人殺しをしているんです。

誰が言っているかというと、スモトニッチというイスラエルの大臣です。また、アメリカの政治家が、ガザに広島と長崎と同じく原子爆弾を落とせばいいと言ってるんですよ。

ブレンキンさんは外務省バイデン大統領の時代の外務省の人。彼もユダヤ教、大量破壊の武器をイスラエルに許された人。ビンガフィルさんというイスラエルの大臣は、入植者のリーダーをしていて、モスクとか、アルアクサモスクワを攻撃している人達です。

バイデン大統領は、彼は本当にイスラエルに無限に武器を渡しました。

なんでこんなにヨーロッパは大量虐殺するというのは、あのイスラエルともちろん、あの今まではアメリカ、ヨーロッパの代理店みたいに、アラブ諸国のなかに入れたわけです。子供みたいに支えてきたから、絶対アラブ諸国に負けないように永遠に支えてくれるんですよ。

ネタニヤフさんはもちろんシオニストだからシオニストの人は平気で人殺しするんです。それは、シオニストにとっては、パレスチナ人は人間ではないと思っている。

例えば、ゴキブリが家に入った場合、ゴキブリを踏んだら悲しくなりますか?ならないよね。シオニストにとってパレスチナ人は、ゴキブリに過ぎないのです。

人間ではない、殺してもいい、全然、罪悪感はありません。だから子どもを殺してもいい、女性を殺してもいい。大人を殺してもいい。

なぜならあの人たちくず。人間じゃないから。まさに人種差別の組織です。だからアラブ対イスラエルじゃなくて、パレスチナ人に対するじゃなくて、人間対シオニストです。人間すべてはシオニストに対して反発しなければならないんです。

今、パレスチナの犠牲者は6万1709人ですね。1年9ヶ月間、その中に、西岸例えばガザが抜ければ西岸に1000人ぐらい殺されてますね。

10月7日は西岸は何もしてなかったのにね。ケガした人はもう1000万人超えてますし。

だからパレスチナ人に無差別に攻撃してきてるんです。また、イスラエル側も9000人のパレスチナ人の人質とっているんですよ。

実際の刑務所に入れているわけです。だから、ハマスを取って交換しようとしているんです。これは昔からやってきたことだから繰り返してるんですよ。戦争するためにお互いにただイスラエルは、例えばチェックポイント道路で無差別に子ども女性、お年寄り簡単にとって、今行政に9000人までは残っています。

イスラエルの研究者の中に、ガザの1時間ごとに、40個の爆弾が落とされています。12のビルを倒しています。15人を殺されています。その中に6人の子供たちもいます。私たちは今の話は1時間になるんだけど、その間にこの数字の犠牲者がガザではでているのです。

イスラエルは、パレスチナ全土に空爆をしているので、パレスチナ人は、北から南のどこにも逃げる場所がありません。目的は強制移住、ガザから追い出して、トランプ大統領はまさにそこで綺麗な海岸があるから、リゾートを作ろうかなと。

信じられますか?沖縄は綺麗だね。そこで沖縄に追い出されて、アメリカのリゾートをつくろうという話はありえないですよね。

可愛い女の子の悲しい話があるんです。その子はヘンデラジャブという女の子で、自分の家族と車の中に移動しているとき、イスラエルのドローンに攻撃されて家族死んだんです。

ただ、彼女は子供なのにすぐに救急車呼んだんです。助けてください、と。それは救急車の登録が残っています。彼女は泣きながら助けてくださいということで、救急車が着いた時点で、彼女と救急車もドローンに殺されています。

今、ヘンデラジャ組織とヘンデラージャグループをヨーロッパアメリカで戦争犯罪者でイスラエル軍を訴えていて、逮捕状が出ています。ネタニヤフさんはヨーロッパとかアメリカだったら、戦争犯罪で逮捕される可能はあります。

だからネタニヤフさんは今、イスラエルから出られなくなっています。まさに戦争犯罪者としては追いかけられています。あと、イスラエル軍もどこの国へ行っても、彼らの戦争犯罪を登録しているということで、簡単に裁判国で刑務所に逮捕されます。

ガザ、つまりガザというものは完全にご覧の通りです。

病院、学校、大学、営業設備全部、破壊されています。イスラエルが、一番狙っているのは、リポーターです。世界一リポーターを殺しているところはガザで、217人のリポーターが殺されています。

イスラエル軍のスナイパーになんでリポーターを殺すというのは、ガザの状態を世界に知らせしないようにわざと約217人のリポーターを殺しているわけですよ。この人たち、若い人ばっかり殺してます。

この人たちのリポーターの名前載っているどんどんどんどん。若いリポーターを殺しているわけですよ。つまり、イスラエルはアパルトヘイトのテロ組織に過ぎない。なので、南アフリカのアパルトヘイトと同じ扱いにしなければならない。

どうしたらよいかというと、世界中から南アフリカみたいにICJという国際裁判に訴えること。イスラエルの犯罪戦争犯罪を世界に知らせすること。

世界中の人たちは許さないです。アメリカとヨーロッパの多くの国、日本も実に、国民は反発している国民はデモをしているアメリカの有名な大学ロンビア、ハーバー・イエル大学、若者はイスラエルを反対している。

そういう中にユダヤ人もたくさんいます。シオニストとユダヤ教と違います。多くのユダヤ人は、イスラエルのテロ組織のシオニストと抵抗しています。これも事実であります。だからイスラムとユダヤ人の間に問題はないです。

多くのユダヤ教人まで、私たちの味方です。このイスラエルの態度に対して、アメリカの元兵隊で、自分で自分の体に燃やして戦争を止めることを訴えた男性がいます。令和6年の2月29日でした。

あと、ニューヨークにいるの多くのユダヤ人はパレスチナ人を支援しています。もちろん日本でも。

犠牲者だったホロコーストの人たちは加害者になっている。あの加害者だってもう犯罪者になっているという今のイスラエルの、現在です。だから私たち、今ハッサンの話を聞いたら、どうすればいいといういくつのことはお願いしたいんです。

とりあえずイスラエルのものを買わない、使わないこれは私たち国民にできることです。なぜなら、私たちのお金で子ども殺されています。だから、イスラエルの製品を買うために、このものを私たちのお金でね。子どもを殺されている。イスラエルのものを買わない。

ただ、イスラエルのものは何のものというと多くの会社があります。イスラエルとよりよくしている会社。国際的な会社多いですよ。

いろんな会社に私たち知らず知らずの間に、イスラエルの製品コカコーラマクドナルドマクドナルドはですね、イスラエル軍に食べ物を送ってるんですよ。マクドナルド日本に信じられますか?

だからできる限りね。イスラエルのもの、あとアメリカのもの、支援しているものをミサイルを使わないでほしい。買わないだろうし、子供を許されているから私たちのおかげで、これは私からのお願いです。

ガザの子供たちの願いです。もう1つはですね、どうやってイスラエルをあの止めるっていうのは、まさにアパルトヘイト政権と同じくてボイコットすること。もう1つはどうやって?ガザのパレスチナジームを支援するというのは、今国連パレスチナ難民救済事業機関というものがあります。パレスチナ人を支援のためにを作った組織なので、UNRWA(ウンルワ)にお金を渡せば、パレスチナ人に入るわけなので、イスラエルはUNRWAを潰そう、つぶそうとしてるんです。

私たちはUNRWAを助けることをすごくみんなにお願いしたいと思います。そしたらですね、あの、パレスチナ人はつまり他人のことじゃないんです。なぜなら国際法を無視したら次は日本もしかして強い隣の中国とかロシアに攻撃された場合は、同じもの世界から同じように無視されます。

他人のことをされると日本はどうなるか。だから私たちは、原子爆弾唯一攻撃された国としては、平和活動、パレスチナ人助けることをお願いします。ありがとうございました。

感想 山下

サムさんのお話は、昨年の9月14日に「集い」でも聞かせて頂きましたが、ガザの状況は、悪くなる一方で、
その情報は常に更新し続けています。(死亡者数やけが人の増加など)

あれ以来、自分が新たに始めたことは、毎月9日に中央駅前でスタンディングをしながら、パレスチナの子供たちの食糧支援の募金を呼び掛ける事です。
子供たちに何の罪があるというのでしょうか?
大人の仕事は、子供たちを守ることのみ、だと思っています。それが出来ていない今、大人が存在している理由があるのかと、自分を問わずにはおれません。

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