現在、開催中「子から孫へ語り継ぐシベリア抑留と絵画展」重富民俗資料館 

2024年

 現在、重富民俗資料館で、土曜日、日曜日、月曜日に標記内容の展示会をしております。
2月5日(月)、2月12日(月)には、ギャラリートーク(展示の説明)を行い、シベリア抑留中の収容所での生活の様子の絵画を見ていただき、体験者が残してくれた言葉や、父や祖父の抑留体験を聞いた親子の作文を読ませていただいたりしました。
 
 今月は、17日、18日、19日、24日、25日、26日、10時~16時、開館しております。どうぞ、お越しくださいませ。(18日日曜日と、26日月曜日の午後からは、山下、在中しております。入館料 200円)

12日の展示説明後は、資料館の一室で満州引き揚げの赤崎雅仁さんのお話を聞いたり、引き続き熱心に展示物を見たり、来場者同士でお話をされていました。

≪2月12日(日)来場者の感想シートより≫

〇戦争についてまだまだ知識が浅いが、「戦争を絶対にしてはいけない」と思う。学校の授業でも平和学習があるが、もっと詳しく伝えていく機会を増やしてほしい。

私にできることとしては、戦争についてくわしく知っていき、伝えていくことを大切にしたい。                            (中学校一年生)

〇シベリア抑留の企画展をメインに見に来ましたが、資料や史実の説明も丁寧にしていただき、また昭和20年8月15日以降(敗戦後)満州に強制留用された方やシベリア抑留体験者のご家族の方の話を実際に聞くことができ、戦争や平和について改めて考えさせられる機会となりました。また、様々な企画展を期待しています。       

〇父から話を聞いていたことが実際に行われていたことを実感できました。二度と戦争はしてはならないと痛感したが、現在世界は不穏な空気に包まれている。気になる!

〇語り継ぐとともに、なぜ戦争は起こるのか、どうしたら戦争を防げるのか、を考えていきたい。「正義の戦争よりも不正義の平和がよい」(井伏鱒二)を信じたい。

〇義父の戦争体験をまとめ、子孫に伝えていこうと資料を収集しています。抑留者名簿を探しています。ご存じの方は教えてほしいです。

〇こゆい内容の展示でした。自分のわからないことが知れる資料もあったりで勉強になりました。

〇シベリア抑留はよく知らないことが多い。新たに学び直さねばならないと思います。
 垂水にも資料展示や解説に来て頂きたいと思います。

〇貴重な資料を見せて頂きました。戦後生まれの私にとっては、第二次戦争は、遠い昔のことと思いますが、世界各国で戦争の火種が絶えない事を思うと、社会動向に気をつけなければと思います。

〇父の生前中に聞いた戦争体験の話、幼い時は、寝物語に聞いていたが、現在やまぬ戦争を見聞きする中、改めて平和の尊さを痛感します。今日は、とても有意義は時を過ごさせて頂きました。感謝いたします。

〇場所がわからず、話は少しだけです。後でお茶を頂き、他のお客さんと話が出き、助かりました。

〇シベリアの話はよく知らなかったので、勉強になりました。

ご来場の方々より、ご寄付(900円)を頂きました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。
誠に有難うございました。
今後の活動資金にさせていただきますので、引き続きご支援をお願いいたします。 山下春美

 

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