7月15日「東京 浅草公会堂で引き揚げ体験を語る」

2023年

今年の夏(2023年)7月15日(土)満州引き揚げ体験者の赤崎雅仁さん(霧島市在住)が、東京浅草公会堂で開催された「戦場体験者と出会えるお話し会」でお話をされました。
連休中にもかかわらず、東京での「戦争体験を聞く集い」の聴講者はとても多かったようです。

この催しは、東京の「戦場体験放映保存の会」が主催です。
(詳細については、上記をクリックしてください。)

赤崎雅仁さんの履歴(作成:「戦場体験放映保存の会」)

上記は、「興安丸」の模型写真です。興安丸は、1945年(昭和20年)9月~1947年(昭和22年)4月に仙崎・博多-釜山間に就航し、海外にいた多くの日本人がこの興安丸で帰って来たそうです。
赤崎さんも、1958年(昭和28年)3月に、興安丸で、中国の秦皇島から京都・舞鶴港に帰ってきました。
「興安丸」ウィキペディア

※この記事を書いている今日は、2023年9月29日「中秋の名月」です。
そして、赤崎さんのお誕生日でもあります。これまでのお誕生日で中秋の名月と重なった日は過去3回。1947年、1966年、1985年。

76年前の1947年の時は、中国共産党の八路軍のたばこ工場で働いており、その時に月餅が配られたそうです。
国は違い、時代は違っていても、中秋の名月を愛でるこころは同じなのだと、赤崎さんの体験から教えていただきました。


きっと、今夜は地球のあらゆる場所で、この名月を眺めている人々がいるのかもしれません。
(知人が送ってくれた鹿児島市武之橋からのお月さまの画像です。)
今月今夜この名月をゆっくりと愛でる時間をすべての人が享受できていますように。

※「戦場体験放映保存の会」は、2020年8月30日に姶良公民館にて、「語らずに死ねるか!」と題した戦争体験を語る集いも開催してくださいました。
「語らずに死ねるか!in 姶良公民館」

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